船酔いはしなかったのに全身麻酔後クラクラした話
今週のお題「わたしと乗り物」
今年のゴールデンウィーク。
香港マカオ旅行へ行ってきました。
香港へ泊まり、マカオへは船やバス等で移動。
この日は船を選択。雨が降りだした夕方頃、マカオから香港へ帰ろうとターボジェットという高速船へ乗船しました。
この『天候が悪い』状況から波は高くなり、船は揺れやすい状態になっていました。
しかしこの高速船、スピードを下げる気配はなく、もしろ波の高さに負けず、香港へとぐんぐん進んでいく。
結果
縦揺れしまくり。
波に揺られる縦揺れ、横揺れがまぁひどい。
添乗員さんは紙袋やビニール袋を配りはじめ、乗っている人の小さな悲鳴やトイレへ向かう人、紙袋やビニール袋を使う人の声が響き渡る始末。船内はひどい状況です。
こんな状況の中、縦揺れにも『うぉーいっ!』と、はしゃいだ私は、無事酔うことなく香港へたどり着けたので、
船酔いに強いなっ!なら全身麻酔も大丈夫だっ!
と自信を持って翌月受ける手術へ向けて安心していました。
ネットで乗り物酔いに弱い方は全身麻酔後吐き気や嘔吐の症状が強く出る
という情報があったからです。
いざ6月。手術を受け、全身麻酔から覚めてみると
具合が悪くてしゃあない。
えっ?あの情報はなんだったん?
船酔いに強い弱いとか関係ないじゃないか、、、
と思いつつ、ナースコールを押し、吐き気止めを点滴へ入れてもらいました。
今考えてみれば、乗り物酔いに弱くないからといって症状がまったく出ないとは書いていないので、あの根拠のない自信はなんだったんだろうと、旅の思い出とともに反省するのでした。