大人になっても自分でできる 自己評価をコツコツ上げる方法
かなり以前にはなりますが、専門医から『あなたは自己評価が低い』との話があり、そこから自己評価を上げる作業が始まるわけですが、正直かなり抵抗がありました。
なぜなら、私自身『自己評価』が低い、という感覚がなかったためです。
専門医の説明を聞くと、納得はするもの、
そもそも自己評価ってなによ?
という、説明を聞いているにも関わらず、常に頭の中は最初に戻るほど頑固だったため、この作業が思うように進みませんでした。
ここ数年、SNS上で自己評価の低さや自己肯定感が低いことを悩んでいる方を多く目にするようになりました
。
私自身もまだ『自己評価上がった~!』という実感はありませんが、以前より自身に対してかなり優しくなったと感じています。
私が行った作業が参考になれば、と思いまとめてみました。
自己評価が低い自分から高い自分になるために
8割主義で自分にやさしくなる
『自己評価が低い』とは、自分に対して評価が厳しいということです。
私自身も思い違いしてしまうことなのですが、他人から見て自分の評価が低い、ということではありません。あくまで自分に対してご自身が評価が低いということです。
自己評価が低いと他人から評価をもらおうと120%やりきろうとし、結果疲れ果てる、という日々の繰り返しになります。
なので、自分にやさしくなってあげてください。
具体的には「あーっ!休みの日だからいろいろやろうと思ってたのにいっぱい寝てしまった~!」
→疲れていたからゆっくり休んで身体を休めることができた。
「今日中に仕事やり終えようと思ったのに残ったよ~っ!」
→仕事8割方終わらすことができたー!
など「~してしまった」→「~できた」に変えることで自分にやさしくなるクセがついてきます。
実際、職場で「(これしか)仕事できてない」とつぶやくと上司から「へ?こんなにできてるでしょ?」と言われ自分への評価が厳しいことに気づきました。
元々そのような思考になったのは自分を守るため、やむを得なかったことですし、クセは簡単にはつきませんが、練習することで少しずつ身についてくるので、あせらず少しずつコツコツやってみませんか。
寝る前に『自分はなにもしなくても価値がある』と自分で自分を抱きしめる
最初は「これでホントにあがるの?」という気持ちになりますし、恥ずかしさも出てきますが、抱き枕相手にしても大丈夫です。
自己評価が低い方の中に『自己不全感』というものを感じている方がいらっしゃいます。
自分で自分の心を育てる(実際はおそらく脳に働きかける感じだと思うのですが)ということになるかと思いますが、これによって自分で「大丈夫なんだ」と安心感を生み出すことができるようになります。
寝る前にその日できたことを3つ、ノートや手帳に書く
寝る前にその日できたことや翌朝に前の日できたことを3つできたことをノートや手帳に書いたり、考えて「できたーっ!」と自分を褒めます。
できたこと、というのは本当にささいなことで大丈夫です。
私は以前、バンジージャンプしたら自己評価が上がるんじゃないか、とわけのわからない思いつきをしたことがあります。
実際はビビりなので、しませんでしたが、バンジージャンプしても一発逆転で自己評価が爆上がりすることはありません。
朝起きることができた!
歯磨いた!
お風呂入った!
掃除した!
最初は「こんなことできるの当たり前でしょ。」と腑に落ちない感覚になりますが、そもそもの大前提『なにもしなくてもあなたには価値がある』ので、なにもしなくても価値のあるあなたが「できた!」ことでさらにプラス価値がのっかった、自分に〇まるをつけるトレーニングをしてると思ってください。
できたら腑に落ちなくても「いえーい!できた!うぇーい!」ぐらいな明るさとノリでやるとだんだん楽しく続けられるようになり、自分に〇をつけるクセがつくようになります。
やってみてどんどん失敗してみる
なかなか大変なことなのですが、やりたいことをやってみる、失敗してもいいから言ってみてください。
「ほら!やっぱりうまくいかなかった~」となることもあるし、意外にならないこともあります。
大事なのは失敗=自分に✖をつける、というクセを直すこと。
どうして失敗したのか修正をすることです。
これには失敗したときにどこを修正したらよいのか受け止めてアドバイスしてくれる専門の方がいたほうがよいです。
以上をあげてみましたが、自己評価を上げる作業はコツコツ作業な上に目に見えないものなので、モチベーションを保つのが大変かとは思いますが、自分のために、という気持ちで試してみてください。
好きなことを見つけてやってみる
これは少し自己評価を上げることから外れるかもしれません。
自己評価が上がるまで、今もそうかもしれませんが、相当のストレスがかかっています。
『ストレス』というのはすっきりなくなることはありません。
ですが、感じにくくすることは可能です。
それは『楽しいことを増やす』ことです。ストレスがこんもりあっても『楽しいこと・いいこと』を増やすことでストレスが少なくなります。
楽しいことといっても大がかりなことではなくてよいそうです。
ゲームをする
買い物へ行く
おいしいものを食べに行く
好きな音楽を聞く
ドラマを見る
ケーキを食べる
など、ストレスがたまっていると自宅へ戻っても疲労でひたすら寝るだけになる日々が続くかと思いますが、一時間、一日と少しずつ楽しいこと・いいことが増えていけたらなによりです。